お久しぶりです。
またまた、三日坊主でした。
またまた、「天文雑学」よりコピーのブログです。
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今年の「中秋の名月」は、09月10日、
「十三夜(後の月)」は、10月08日です。
今しばらく、月の話題を連載しましょう。
「今月が『仲秋の名月』でしょ。で、来月が『十三夜(じゅうさんや)』。
再来月は? 『十日夜(とおかんや)』??」
う~ん、『十日夜』は・・・11月03日ですが・・・
「お月見」というより「収穫祭」のイメージの方が、強いようですよ。
「ダメか・・・さすがに11月では、 月を見るには寒いかな」
そうですね。でも、今年の11月の満月は、
寒くても頑張って見ていただきたいですね。
「何かあるんだっけ?」
皆既月食ですよ。
2022年11月08日です。
「おぉ、久しぶり・・・な気がする」
去年の秋にあったのは
『部分月食』でしたからね。
国立天文台のサイトに「月食一覧」がありますよ。
■月食一覧(国立天文台)
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/lunar-eclipse-list.html
本日のブログでした。
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★【神話】カラス座は カァカァ烏の カカァリン
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「からす座」
「鳥の星座だ。
春の夜空にあるのか・・・」
では、今日は、カラス座の烏、カカァリンのお話をいたしましょう。
「あれ? それって、ギリシャ神話??」
物語のベースはギリシャ神話ですが、カカァリンの名称は、オリジナルです(笑)
===
オイラの名前は『カカァリン』…星のカラスさ。
誕生日は、(1934年)03月09日。(1961年)04月12日には、初飛行を果たし、
7年後の(1968年)03月27日、星になった!
え?「カラスは、真っ黒で気味が悪い」って?
ちっちっち・・・オイラは、金ぴかカラスなのさ。それに賢い。人語自由に聞いたり話し
たりできる・・・。そう、オイラのご主人様は太陽の神様、
アポロン様なのだよ。
今日は、オイラが星になった時の話を紹介することにしよう。
その日、オイラは『おつかい』に出かけた。もちろん、アポロン様の命令だ。
『神様のおつかい』だぞ。
ところが! だ。
オイラの目の前に素晴らしいブドウの木が現れた。このブドウは、どんなに美味しく
実ったかをオイラに試してもらいたがっているんだなぁ。
・・・でも、おつかいの途中なんだがな。
ブドウは、美味しそうだ。
・・・道草食っている場合じゃぁないんだけどな。
「ちょっと…ちょっとだけだからぁ~」
オイラは、ブドウを1つまた、1つと食べ始めた。「あぁぁぁぁ…美味しいぃぃ~~~…」
こんなに美味しいブドウは…これまでに…食ったコトがない。
ブドウをたらふく食ってしまったオイラは、すっかりいい気持ちになって、
いつのまにか眠ってしまっていた。
「ふぁ、ふぁ~ふぁぁあくしょぉい…」オイラは、大きなくしゃみをして目を覚ました。
傍らに何者かの気配がする「誰だ!!」
見ると、そこには、小さな蛇が一匹がいた。
「そうだ!」
オイラ脳裏に一瞬で素晴らしいアイディアが閃いた。
・・・その時は、素晴らしいって思ったんだよな・・・
オイラは、その蛇をくわえると一路アポロン様の所へと飛んで行った。
「アポロン様ぁ~…」
アポロン様は、ゆっくりと振り向かれた。
『カラスくん、おつかいは、終わったかな?』
「この蛇めが…ワタクシの行く手を阻むのでございます。
ワタクシもアポロン様からの任務を遂行すべく頑張ったのでございますが、この蛇めが…」
オイラは、アポロン様に蛇を突き出した。
アポロン様は、ニコリと微笑まれた。
『カラスくん、ブドウは、おいしかったかね?』
「はい、そりゃぁもう! ・・・って、あ、あ、あゎあゎあゎ・・・」
しまった。
アポロン様は、神様だ。何もかもをお見通しだったんだ。
オイラは、真っ黒な姿に変えられた。
言葉も取り上げられた。
そして、夜空に張り付けになった。
闇夜の烏は、見えなくて…釘の頭が光ってる。
春の夜空に四つの星で作る四角形…からす座。
これは、オイラを夜空に貼り付けた
釘の頭が光っているものなんだ。
天文雑学からでした。
本メールマガジンでは、
毎月、その頃の宵の空で見やすい黄道12星座を
一つご紹介することにしています。
「先月は、『かに座』の紹介だったから、今月は・・・」
今月は、「しし座」ですね。
「どうせなら、04月04日のネタにすれば、『し・し』で『しし座』で
ちょうど良いのに」
まぁまぁ、今年の04月04日は月曜なので、月曜連載の記事を書きますから・・・。
>「まぁそうだね。さて、夜空での『しし座』の位置は?」
はい、「しし座」は、「かに座」の東隣の星座になります。
>「春の星たちを連れて、天に駆け上がってくる感じだね」
そうですね。
>「しし座」の「しし」とは、「獅子」つまり「ライオン」のことです。
星座の名前では、「ライオン座」とは言わなくて、「しし座」と呼びます。
>「しし座の目印は、1等星のレグルスだね」
えぇ、レグルスは、黄道上唯一の1等星なので、惑星や月がこの星に近づきます。
レグルスを王様の星として、王の運命を占ったんでしょう。
>「春は、しし座のレグルス、
>夏は、さそり座のアンタレス、
>秋は、みなみのうお座のフォーマルハウトで、
>冬は、おうし座のアルデバラン・・・
>ロイヤル・スターだ!」
よくご存じですね。春のロイヤルスターであるレグルスには
「小さな王様」という意味があります。
>「レグルスってコル・レオとも言うよね?」
そうですね。ちょうどライオンの胸辺りで輝いているので
「コル=心臓」「レオ=ライオン」で「ライオンの心臓」という意味です。
>「レグルスの北側の星の連なり・・・ちょど『?』のマークを裏返し
たような星の並びがあるよね。『ナテハのマーク』とか呼んでいたよ」
そこは「獅子の大鎌」とか「といかけ星」などと呼ばれています。
>「『大鎌』は、草刈などに使う『鎌』に見立てたんだね。
『といかけ星』は、何?」
雨樋などの「樋(とい)」をかける道具に見立てたのですね。
>「なるほど、クルンってなんているからね」
この「獅子の大鎌」あたりが、ライオンの頭部となります。体は、
東の方に向けて描きます。
>「しし座は、西を向いているんだ」
しし座に限らず、星座は西向きのものが多いように思いますね。
星が東から上って、西へ沈むからなんでしょう。
大鎌から東に目を移して直角三角形の星の並びが見つけられたら、
その突端は獅子の尾・・2等星のデネボラです。
>「デネボラは、『春の大三角』や『春のダイヤモンド』を
作るときに使う星だよね」
はい。しし座のデネボラ、うしかい座のアルクトウルス、おとめ座
のスピカを結んで作る三角形を「春の大三角」と呼んでいます。
>「そして、『春の大三角』にりょうけん座のコル・カロリを加えてつくる
四角形が『春のダイヤモンド』だね」
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今日も、コピーペーストのブログになってしまいました。
星座板を見ながら読み込んでいくと、良く解ると思いました。
いつも、このブログを見てくださいましてありがとうございます。
今日は、また、天文雑学から です。
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今回は、太陽の大きさの話をしましょうか。
>「太陽・・・大きいよね」
そうですね。
太陽の直径は、地球の直径109倍です。
>「どちらも大きくてピンとこないや」
ちょっと天体の直径を比べてみましょうか。
太陽:1,392,700 km
木星: 139,820 km
地球: 12,742 km
月 : 3,475 km
「太陽は、木星の 10倍で、地球の100倍・・・」
一口に「天体」と言っても大きさが桁違いですね。
>「ホント、『桁違い』って言葉の意味を思い知るよ。
でも、さ
月と太陽って同じくらいの大きさなんだよね」
え? 同じわけないでしょ。太陽は地球より大きいし、月は・・・地球の1/4
・・・地球より小さいですよ。
>「日食の時に重なるでしょ。
太陽の方がちょっと大きいと月の周囲から輝く部分がはみ出して『金環日
食』になるし
月の方が大きいと輝く部分はすべて隠れて『皆既日食』になるという・・・」
>あぁ、見かけの大きさの話ですね。
確かに太陽と月の見かけの大きさはほぼ同じです。
>「さっきの言っていたけれど、太陽の方が格段に大きいのに
何で、同じ大きさに見えるんだ?」
それは、太陽の方が遠いから・・・月の方が近いからですね。
>「どのくらい違うんだろう?」
そうでうすねぇ・・・400倍くらいですかね。
>「400倍かぁ・・・えっと、それって大きさの話だっけ?
距離の話だっけ??」
両方ですよ。
>「両方、ちょうど400倍なの?」
割り算してみますか?
<大きさ>
太陽:1,392,700 km
月 : 3,475 km
<距離>
太陽まで:約1億5000万km
月まで:約 38万km
1392700÷3475=400.7769784・・・
150000000÷380000=394.73684・・・
>「おぉ、約400倍!」
太陽は地球の100倍で、月は地球の1/4なら
太陽は、月の400倍ですよね。
>「確かに、確かに」
で、見かけの大きさがほとんど同じってことは
「金環日食」「皆既日食」でわかりますから、サイズが400倍なら距離も
400倍と・・・これは、数学の「相似形」ってやつです。
「そういう風に考えれば。両方400倍って納得だな」
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勉強になりました。
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★【神話】春分点 羊のマークは おひつじ座
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03月21日(月)00時33分:春分(太陽黄経0°)
昨日は、「春分の日」。
西洋占星術では、
太陽が黄経0°~30°の間に位置していた時に生まれた人を「おひつじ座
生まれ」としています。
春分点から黄道の1/12を「おひつじ座生まれ」に割りあてているのです。
現在、「春分点」は、うお座の中にありますが、占星術が誕生した頃は、
地球の歳差運動の関係で春分点がおひつじ座の中にありました。そのた
め、現在でも「春分点」のマークにアルファベットの「Y」の文字に似た
「Υ」の記号を使用しているのです。(?)
おひつじ座うまれは、今年の太陽の動きでは
2022年03月21日00:33~04月20日11:24 の間に
誕生した人が該当します。
「おひつじ座」は、秋の夜空で輝く星座です。誕生日の頃は、星座の「
おひつじ座」の近くに太陽が位置するため夜空では見ることはできません。
今日は、おひつじ座に伝わるギリシャ神話を紹介しましょう。
===
フリクソスとヘレは、仲の良い兄妹でした。
しかし、二人がまだ幼い頃、二人の生みの母ネペレは、病で亡くなってし
まいます。そして、2度目の母親は、二人に優しくはありませんでした。
「お母さま、僕たちの本当のお母さま。 どうぞ、僕たちを助けてください。」
二人がお祈りをすると天から金色に光輝く牡羊が姿を現しました。
祈りが神様に通じたのです。この金の牡羊は、
母ネペレが神様ヘルメスから授かったものでした。
フリクソスとヘレは、牡羊の背に乗り、金の牡羊は、二人を乗せ空へ舞い上
がりました。
そして、もの凄い速さで東の国コルキスを目指して飛んで行ったのです。
ギリシャを過ぎ小アジアに差しかかったときのこと。それまで、固く目
を閉じていた妹のヘレが、そっと目を開き下を見てしまったのです。
あまりの高さに目がくらんだヘレは、思わず手を離してしまいました。
「しまった!」牡羊が振り向いた時には、ヘレは、海へと落ちてしま
った後でした。
・・・この時、振り向いた牡羊の姿を星座にしたものが「おひつじ
座」です。
ヘレの落ちた海は、彼女の名前をとって「ヘレスポントス
(Helespontos)」と名付けられました。
この海は、地中海と黒海をつなぐ海峡付近にあたり、現在は古代都市
「ダルダネス」の名をとって「ダルダネス海峡」と呼ばれています。
悲しみに暮れる兄フリクソスに牡羊は、そっと「勇気」を与えました。
コルキスに到着したフリクソスは、この地で幸せに暮したということ
です。
===
「03月08日(火)正午月齢:5.4 月とプレアデス星団が並ぶ」
と、天文雑学のメルマガにありました。お昼の事でしょうね。
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ギリシャ神話では、プレアデスは
月女神アルテミスに仕える7人の姉妹とされています。
「月がたびたびプレアデスの近くで輝くので そんな設定になったのかもね」
そうですね。
月がプレアデス星団と重なって見えることもあって「スバル食」「プレアデス食」
とか呼ばれています。
「もちろん、月の方がずっと手前にあるから プレアデス星団を月が隠してしまうんだよね」
あ、そうそう。
この「すばる食」を見て作られたのではないかと思われるギリシャ神話があります。
今回は、そのお話をご紹介しましょう。
===
昔々、
プレアデスという美しい7人姉妹が居りました。
彼女たちは月の女神アルテミスの侍女です。
ある日のこと。
プレアデス姉妹は森の中で仲良く遊んで居りました。
楽しそうな笑い声が森の奥まで響いています。
そこへやってきたのは狩人オリオン。
「よう、お姉ちゃんたち、たのしそうだな。
オレも仲間に入れてくれよ」
オリオンは、仲の良いプレアデスたちを見て
自分も仲間に入れてほしかったのでしょう。
プレアデス姉妹は、
突然、大男が現れたのでビックリ。
悲鳴を上げて逃げ出してしまいました。
しかし、オリオンは、
プレアデスたちが自分を怖がって逃げているとは
気づきません。
彼女たちが一斉に逃げ出したのを見て、
鬼ごっこが始まったと勘違いしてしまいました。
「ふふん、鬼ごっこかい。
オレは狩人で、足が速いのが自慢なんだ。
お姉ちゃんたち、すぐに捕まえちゃうぞ。
ちょっと、ハンデをやろうかなぁ・・・
さぁ、そろそろ行くぞぅ~」
楽しそうに追いかけ始めたではありませんか。
プレアデスたちは逃げるのに必死。
しかし、狩人の足の速さにはかないません。
今にも追いつかれそうです。
そのへ月の女神アルテミスが現れました。
「あぁ、アルテミス様、助けて下さい」
「怖いの、怖いの」
「大男が私たちを追いかけてくるんです」
「神様、神様、お願いします」
プレアデス姉妹は口々に
アルテミスに助けを乞いました。
アルテミスは、ニッコリ微笑むとプレアデス姉妹を
大きな衣の中に隠してしまいました。
プレアデスの姿を見失ったオリオンは、
キョロキョロしていってしまいました。
「さぁ、オリオンはもう行ってしまいましたよ」
アルテミスが、衣からプレアデス姉妹を放つと
なんと彼女たちは、
7羽の鳩に姿を変えられていたのです。
鳩になったプレアデスは、
オリオンの手の届かない高い高い空へと飛び去り
星になりました。
これが、プレアデス星団です。
ところが、その後、星座になったオリオンは
再びプレアデス姉妹を追いかけ始めました。
プレアデス星団の東に位置するオリオン座。
今夜もオリオンは
プレアデス姉妹を追いかけているようです。
と、ありました。
天文が好きなので、「天文雑学」のメルマガを時々見ます。
今日の、天文雑学です。
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冬の大三角の一角を担う「こいぬ座」。
α星のプロキオンは、シリウスに先駆けて
地平線から姿を現します。
今日は、「こいぬ座」の物語をご紹介しましょう。
===
「僕の名前は、メランポス。
アクタイオン様の猟犬だ。
アクタイオン様は狩りの名人なんだぜ。
アクタイオン様は、いつも僕と一緒に大活躍さ。
あ、獲物だ。
それ!
・・・ふっふっふ。
大きな鹿を一発で仕留めたぜ。
僕がこうやって、獲物を仕留めると
アクタイオン様は、いつだって、
『よくやったぞ、メランポス』って言って
頭をなでて下さるんだ。
アクタイオン様~、
今日も獲物をしとめましたよぉ。
ワォォォォオオン」
メランポスは、
立派な鹿を倒し、主人アクタイオンを待ちます。
しかし、どうしたことでしょう。
今日に限って、アクタイオンは
姿を現しません。
「ご主人様~、アクタイオン様~
ワオォォオオン」
なかなか現れないアクタイオンを待つ
メランポスの瞳には、涙がいっぱいです。
実は、アクタイオンは、女神アルテミスの呪いで
鹿の姿に変えられていたのでした。
鹿?
そうです。
先ほど、メランポスが倒した鹿の正体は、
実は、主人アクタイオンの
変わり果てた姿だったのでした。
「ご主人様~、アクタイオン様~
ワオォォオオン」
帰らぬ主人を目に涙を溜めて待つメランポス。
こいぬ座のβ星ゴメイサ (Gomeisa) は、
「泣きぬれた瞳」という意味の名を持つ
3等星です。
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昨晩、月の下の方で、青いダイヤの様に光っていたのは、シリウスでした。
2月、惑星たちは太陽に近づいて見えないため寂しい時期ですが、南の地平
線近くに見やすくなる「カノープス」を狙うチャンスです。また冬の星座が
20時頃に見やすい時期です。
☆おすすめの天文現象
★カノープスを探してみよう(福島県から南)
2月の宵~夜半前、地平線のすぐ上に姿を見せる「りゅうこつ座」の「カノ
ープス」。全天で2番目に明るく白い星ですが、日本ではこのわずかな時期、
地平線すれすれの位置に見えるため大気の影響で赤い色に見えます。
日本と同じくらいの緯度になる中国では、超低空で見えたり見えなかったり
するカノープスを昔から「南極老人星」「寿星」と呼び、見えると縁起の
良い星、寿命が延びると言われています。
・・・・・・・・・・・・・
私の住んでいる鹿児島県の枕崎市は、南に海が開けています。
カノープス(スカイマップで調べて間違いないと思っています。)に会う事
があります。
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