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2022年3月28日 (月)

太陽(天文雑学より)

いつも、このブログを見てくださいましてありがとうございます。

今日は、また、天文雑学から です。

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 今回は、太陽の大きさの話をしましょうか。

   >「太陽・・・大きいよね」

 そうですね。

太陽の直径は、地球の直径109倍です。

   >「どちらも大きくてピンとこないや」

 ちょっと天体の直径を比べてみましょうか。

 

 太陽:1,392,700 km

 木星:  139,820 km

 地球:   12,742 km

  月 :  3,475 km

 

「太陽は、木星の 10倍で、地球の100倍・・・」   

 一口に「天体」と言っても大きさが桁違いですね。

 

    >「ホント、『桁違い』って言葉の意味を思い知るよ。

    でも、さ

    月と太陽って同じくらいの大きさなんだよね」

 え? 同じわけないでしょ。太陽は地球より大きいし、月は・・・地球の1/4

・・・地球より小さいですよ。

      >「日食の時に重なるでしょ。

 太陽の方がちょっと大きいと月の周囲から輝く部分がはみ出して『金環日

 食』になるし

 月の方が大きいと輝く部分はすべて隠れて『皆既日食』になるという・・・」

        >あぁ、見かけの大きさの話ですね。

 確かに太陽と月の見かけの大きさはほぼ同じです。

          >「さっきの言っていたけれど、太陽の方が格段に大きいのに

          何で、同じ大きさに見えるんだ?」

 それは、太陽の方が遠いから・・・月の方が近いからですね。

         >「どのくらい違うんだろう?」

 そうでうすねぇ・・・400倍くらいですかね。

      >「400倍かぁ・・・えっと、それって大きさの話だっけ?

      距離の話だっけ??」

 両方ですよ。

    >「両方、ちょうど400倍なの?」

 割り算してみますか?

 

<大きさ>

 太陽:1,392,700 km

  月 :  3,475 km

 

<距離>

 太陽まで:約1億5000万km

  月まで:約   38万km

 

1392700÷3475=400.7769784・・・

150000000÷380000=394.73684・・・

     >「おぉ、約400倍!」

 

太陽は地球の100倍で、月は地球の1/4なら

太陽は、月の400倍ですよね。

   >「確かに、確かに」

 で、見かけの大きさがほとんど同じってことは

「金環日食」「皆既日食」でわかりますから、サイズが400倍なら距離も

400倍と・・・これは、数学の「相似形」ってやつです。

 

「そういう風に考えれば。両方400倍って納得だな」

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 勉強になりました。

 

2022年3月26日 (土)

タイトルを変更しました。

フェイスブックに参加するようになって、ブログの作成がおろそかに

なってしまっていました。フェイスブックのお友達=ブログを見て下さる方

では、ないのに・・・。

色々な手段で情報を発信しておりますが、これからは、ある程度テーマを絞って

行くべきと今更築く事でした。

シナプスさんのブログでは、カテゴリがあるので、気軽に作成、公開しても

いいのかなあと思い方です。

2022年3月22日 (火)

「牡羊座」天文雑学より

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 ★【神話】春分点 羊のマークは おひつじ座

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03月21日(月)00時33分:春分(太陽黄経0°)

 昨日は、「春分の日」。

 西洋占星術では、

太陽が黄経0°~30°の間に位置していた時に生まれた人を「おひつじ座

生まれ」としています。

春分点から黄道の1/12を「おひつじ座生まれ」に割りあてているのです。

 

現在、「春分点」は、うお座の中にありますが、占星術が誕生した頃は、

地球の歳差運動の関係で春分点がおひつじ座の中にありました。そのた

め、現在でも「春分点」のマークにアルファベットの「Y」の文字に似た

「Υ」の記号を使用しているのです。(?)

 

おひつじ座うまれは、今年の太陽の動きでは

2022年03月21日00:33~04月20日11:24 の間に

誕生した人が該当します。

 

「おひつじ座」は、秋の夜空で輝く星座です。誕生日の頃は、星座の「

おひつじ座」の近くに太陽が位置するため夜空では見ることはできません。

 今日は、おひつじ座に伝わるギリシャ神話を紹介しましょう。

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フリクソスとヘレは、仲の良い兄妹でした。

しかし、二人がまだ幼い頃、二人の生みの母ネペレは、病で亡くなってし

まいます。そして、2度目の母親は、二人に優しくはありませんでした。

 「お母さま、僕たちの本当のお母さま。 どうぞ、僕たちを助けてください。」

 二人がお祈りをすると天から金色に光輝く牡羊が姿を現しました。

祈りが神様に通じたのです。この金の牡羊は、

母ネペレが神様ヘルメスから授かったものでした。

 フリクソスとヘレは、牡羊の背に乗り、金の牡羊は、二人を乗せ空へ舞い上

がりました。

そして、もの凄い速さで東の国コルキスを目指して飛んで行ったのです。

 ギリシャを過ぎ小アジアに差しかかったときのこと。それまで、固く目

を閉じていた妹のヘレが、そっと目を開き下を見てしまったのです。

あまりの高さに目がくらんだヘレは、思わず手を離してしまいました。

 「しまった!」牡羊が振り向いた時には、ヘレは、海へと落ちてしま

った後でした。

・・・この時、振り向いた牡羊の姿を星座にしたものが「おひつじ

座」です。

 ヘレの落ちた海は、彼女の名前をとって「ヘレスポントス

(Helespontos)」と名付けられました。

この海は、地中海と黒海をつなぐ海峡付近にあたり、現在は古代都市

「ダルダネス」の名をとって「ダルダネス海峡」と呼ばれています。

 悲しみに暮れる兄フリクソスに牡羊は、そっと「勇気」を与えました。

コルキスに到着したフリクソスは、この地で幸せに暮したということ

です。

===

 

2022年3月20日 (日)

椿

 昨日は、お彼岸なので、お墓参りにいきました。

以前も紹介致しました鶴がまだいました。鶴は、北に帰らないといけないに・・・。

昨年より、少し増えているようです。

FBでも紹介しましたが、今年は、サザンカも、椿も花のつきが良いようです。

圧巻のやぶ椿でした。

20220319_turu 市営墓地の近く小森にいる鶴です。

20220319_tubaki 義兄の家のやぶ椿です。

2022年3月 8日 (火)

プレアデス星団(天文雑学より)

「03月08日(火)正午月齢:5.4       月とプレアデス星団が並ぶ」

と、天文雑学のメルマガにありました。お昼の事でしょうね。

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 ギリシャ神話では、プレアデスは

月女神アルテミスに仕える7人の姉妹とされています。

 「月がたびたびプレアデスの近くで輝くので そんな設定になったのかもね」

 そうですね。

月がプレアデス星団と重なって見えることもあって「スバル食」「プレアデス食」

とか呼ばれています。

「もちろん、月の方がずっと手前にあるから プレアデス星団を月が隠してしまうんだよね」

 あ、そうそう。

この「すばる食」を見て作られたのではないかと思われるギリシャ神話があります。

今回は、そのお話をご紹介しましょう。

 

===

昔々、

プレアデスという美しい7人姉妹が居りました。

彼女たちは月の女神アルテミスの侍女です。

 ある日のこと。

プレアデス姉妹は森の中で仲良く遊んで居りました。

楽しそうな笑い声が森の奥まで響いています。

 そこへやってきたのは狩人オリオン。

「よう、お姉ちゃんたち、たのしそうだな。

 オレも仲間に入れてくれよ」

オリオンは、仲の良いプレアデスたちを見て

自分も仲間に入れてほしかったのでしょう。

 

プレアデス姉妹は、

突然、大男が現れたのでビックリ。

悲鳴を上げて逃げ出してしまいました。

 

しかし、オリオンは、

プレアデスたちが自分を怖がって逃げているとは

気づきません。

彼女たちが一斉に逃げ出したのを見て、

鬼ごっこが始まったと勘違いしてしまいました。

 

「ふふん、鬼ごっこかい。

 オレは狩人で、足が速いのが自慢なんだ。

 お姉ちゃんたち、すぐに捕まえちゃうぞ。

 ちょっと、ハンデをやろうかなぁ・・・

 さぁ、そろそろ行くぞぅ~」

 

楽しそうに追いかけ始めたではありませんか。

プレアデスたちは逃げるのに必死。

しかし、狩人の足の速さにはかないません。

今にも追いつかれそうです。

 

そのへ月の女神アルテミスが現れました。

「あぁ、アルテミス様、助けて下さい」

「怖いの、怖いの」

「大男が私たちを追いかけてくるんです」

「神様、神様、お願いします」

プレアデス姉妹は口々に

アルテミスに助けを乞いました。

 

アルテミスは、ニッコリ微笑むとプレアデス姉妹を

大きな衣の中に隠してしまいました。

 

プレアデスの姿を見失ったオリオンは、

キョロキョロしていってしまいました。

 

「さぁ、オリオンはもう行ってしまいましたよ」

 

アルテミスが、衣からプレアデス姉妹を放つと

なんと彼女たちは、

7羽の鳩に姿を変えられていたのです。

 

鳩になったプレアデスは、

オリオンの手の届かない高い高い空へと飛び去り

星になりました。

これが、プレアデス星団です。

 

ところが、その後、星座になったオリオンは

再びプレアデス姉妹を追いかけ始めました。

 

プレアデス星団の東に位置するオリオン座。

今夜もオリオンは

プレアデス姉妹を追いかけているようです。

と、ありました。