太陽(天文雑学より)
いつも、このブログを見てくださいましてありがとうございます。
今日は、また、天文雑学から です。
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今回は、太陽の大きさの話をしましょうか。
>「太陽・・・大きいよね」
そうですね。
太陽の直径は、地球の直径109倍です。
>「どちらも大きくてピンとこないや」
ちょっと天体の直径を比べてみましょうか。
太陽:1,392,700 km
木星: 139,820 km
地球: 12,742 km
月 : 3,475 km
「太陽は、木星の 10倍で、地球の100倍・・・」
一口に「天体」と言っても大きさが桁違いですね。
>「ホント、『桁違い』って言葉の意味を思い知るよ。
でも、さ
月と太陽って同じくらいの大きさなんだよね」
え? 同じわけないでしょ。太陽は地球より大きいし、月は・・・地球の1/4
・・・地球より小さいですよ。
>「日食の時に重なるでしょ。
太陽の方がちょっと大きいと月の周囲から輝く部分がはみ出して『金環日
食』になるし
月の方が大きいと輝く部分はすべて隠れて『皆既日食』になるという・・・」
>あぁ、見かけの大きさの話ですね。
確かに太陽と月の見かけの大きさはほぼ同じです。
>「さっきの言っていたけれど、太陽の方が格段に大きいのに
何で、同じ大きさに見えるんだ?」
それは、太陽の方が遠いから・・・月の方が近いからですね。
>「どのくらい違うんだろう?」
そうでうすねぇ・・・400倍くらいですかね。
>「400倍かぁ・・・えっと、それって大きさの話だっけ?
距離の話だっけ??」
両方ですよ。
>「両方、ちょうど400倍なの?」
割り算してみますか?
<大きさ>
太陽:1,392,700 km
月 : 3,475 km
<距離>
太陽まで:約1億5000万km
月まで:約 38万km
1392700÷3475=400.7769784・・・
150000000÷380000=394.73684・・・
>「おぉ、約400倍!」
太陽は地球の100倍で、月は地球の1/4なら
太陽は、月の400倍ですよね。
>「確かに、確かに」
で、見かけの大きさがほとんど同じってことは
「金環日食」「皆既日食」でわかりますから、サイズが400倍なら距離も
400倍と・・・これは、数学の「相似形」ってやつです。
「そういう風に考えれば。両方400倍って納得だな」
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勉強になりました。
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