しし座 (天文雑学より)
本メールマガジンでは、
毎月、その頃の宵の空で見やすい黄道12星座を
一つご紹介することにしています。
「先月は、『かに座』の紹介だったから、今月は・・・」
今月は、「しし座」ですね。
「どうせなら、04月04日のネタにすれば、『し・し』で『しし座』で
ちょうど良いのに」
まぁまぁ、今年の04月04日は月曜なので、月曜連載の記事を書きますから・・・。
>「まぁそうだね。さて、夜空での『しし座』の位置は?」
はい、「しし座」は、「かに座」の東隣の星座になります。
>「春の星たちを連れて、天に駆け上がってくる感じだね」
そうですね。
>「しし座」の「しし」とは、「獅子」つまり「ライオン」のことです。
星座の名前では、「ライオン座」とは言わなくて、「しし座」と呼びます。
>「しし座の目印は、1等星のレグルスだね」
えぇ、レグルスは、黄道上唯一の1等星なので、惑星や月がこの星に近づきます。
レグルスを王様の星として、王の運命を占ったんでしょう。
>「春は、しし座のレグルス、
>夏は、さそり座のアンタレス、
>秋は、みなみのうお座のフォーマルハウトで、
>冬は、おうし座のアルデバラン・・・
>ロイヤル・スターだ!」
よくご存じですね。春のロイヤルスターであるレグルスには
「小さな王様」という意味があります。
>「レグルスってコル・レオとも言うよね?」
そうですね。ちょうどライオンの胸辺りで輝いているので
「コル=心臓」「レオ=ライオン」で「ライオンの心臓」という意味です。
>「レグルスの北側の星の連なり・・・ちょど『?』のマークを裏返し
たような星の並びがあるよね。『ナテハのマーク』とか呼んでいたよ」
そこは「獅子の大鎌」とか「といかけ星」などと呼ばれています。
>「『大鎌』は、草刈などに使う『鎌』に見立てたんだね。
『といかけ星』は、何?」
雨樋などの「樋(とい)」をかける道具に見立てたのですね。
>「なるほど、クルンってなんているからね」
この「獅子の大鎌」あたりが、ライオンの頭部となります。体は、
東の方に向けて描きます。
>「しし座は、西を向いているんだ」
しし座に限らず、星座は西向きのものが多いように思いますね。
星が東から上って、西へ沈むからなんでしょう。
大鎌から東に目を移して直角三角形の星の並びが見つけられたら、
その突端は獅子の尾・・2等星のデネボラです。
>「デネボラは、『春の大三角』や『春のダイヤモンド』を
作るときに使う星だよね」
はい。しし座のデネボラ、うしかい座のアルクトウルス、おとめ座
のスピカを結んで作る三角形を「春の大三角」と呼んでいます。
>「そして、『春の大三角』にりょうけん座のコル・カロリを加えてつくる
四角形が『春のダイヤモンド』だね」
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今日も、コピーペーストのブログになってしまいました。
星座板を見ながら読み込んでいくと、良く解ると思いました。
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