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2022年2月12日 (土)

天文雑学から

天文が好きなので、「天文雑学」のメルマガを時々見ます。

今日の、天文雑学です。

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冬の大三角の一角を担う「こいぬ座」。

α星のプロキオンは、シリウスに先駆けて

地平線から姿を現します。

 

今日は、「こいぬ座」の物語をご紹介しましょう。

 

===

 

「僕の名前は、メランポス。

 アクタイオン様の猟犬だ。

 アクタイオン様は狩りの名人なんだぜ。

  アクタイオン様は、いつも僕と一緒に大活躍さ。

   あ、獲物だ。

  それ!

  ・・・ふっふっふ。

 大きな鹿を一発で仕留めたぜ。

 

 僕がこうやって、獲物を仕留めると

 アクタイオン様は、いつだって、

 『よくやったぞ、メランポス』って言って

 頭をなでて下さるんだ。

 

 アクタイオン様~、

 今日も獲物をしとめましたよぉ。

 ワォォォォオオン」

 

メランポスは、

立派な鹿を倒し、主人アクタイオンを待ちます。

 しかし、どうしたことでしょう。

今日に限って、アクタイオンは

姿を現しません。

 

「ご主人様~、アクタイオン様~

 ワオォォオオン」

 

なかなか現れないアクタイオンを待つ

メランポスの瞳には、涙がいっぱいです。

 

実は、アクタイオンは、女神アルテミスの呪いで

鹿の姿に変えられていたのでした。

鹿?

そうです。

先ほど、メランポスが倒した鹿の正体は、

実は、主人アクタイオンの

変わり果てた姿だったのでした。

 

「ご主人様~、アクタイオン様~

 ワオォォオオン」

 

帰らぬ主人を目に涙を溜めて待つメランポス。

こいぬ座のβ星ゴメイサ (Gomeisa) は、

「泣きぬれた瞳」という意味の名を持つ

3等星です。

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昨晩、月の下の方で、青いダイヤの様に光っていたのは、シリウスでした。

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