南日本文学賞受賞作 かなくそ坂
一昨日の南日本新聞(3月26日)に、今年の南日本文学賞の受賞作が掲載
されていました。受賞者の横顔を読んで、作品を読んでみようかと思い、久しぶり
に活字(ネット以外の)を読みました。内容は、戦時中の体験が書かれていました。
東京生まれの作者が体の弱かった母親といっしょに父親の在所の屋久島に疎開
していた時の事でしたが、作者といっしょに泣きながら読みました。私たち団塊の
世代より、ちょっと先に生まれたばっかりに食べる事もままならない、食べるどころ
が、塩すらもない、そんな悲しい生活を強いられてきてかわいそうでなりませんでした。
いつまでも平和な日本であって欲しいと思いました。
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