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2010年4月22日 (木)

梅雨のような日です。

 今日の枕崎は、雨です。風もひどく当店のおんぼろの家のあちこちでがたがたご

とごと音がしています。湿度が高く梅雨のようです。

 先週は、岡山県の津山と言う所へ行ってきました。趣味のヒンダローペンの先生

(同級生)が、今度新しく作り変えた津山洋学資料館の一室の扉とはり?をヒンダロ

ーペンで描いたので、そのお披露目の会がありました。津山は、岡山駅からさらに

2時間近く山の方に入った所にあり、枕崎を朝5時半に経ち、津山に着いたのは、お

昼の2時でした。遠路9時間弱の新幹線と在来線を使った旅でしたが、同級生の方

々が大阪からもいらっしゃっていてミニ同窓会のようでした。

 津山洋学資料館の館長さんに、資料館の説明を受け、また、講演もしていただき

ました。以前NHKのドラマで、緒方洪庵の”浪速の華”を楽しみに見ていたのですが、

洪庵が学んだと言われる宇田川玄真の業績なども紹介しておりました。

江戸蘭学の資料館なので、オランダで繋がって、ヒンダローペン(オランダの港町・ヒン

ダローの伝統工芸)。また、資料館を設計された建築士の方は、先生のお知りあいの

お知り合いの方という繋がりでご縁もあり、ここ津山洋学資料館にヒンダローペンで描

いたそうです。そこに先生の応援団の同級生も集ったと言うわけです。

 あくる日は、鶴山公園の津山城へ行きました。残念ながら桜はもう終わっていました

。”日本のさくらの名所100選”にも選ばれているというだけに素晴らしい桜が見れた

のだうなーと、なごりだけを見てきましたが、同級生とみんなで回る散策は、子供の頃

に帰れたひと時でした。

 津山から岡山へ戻り、帰りの新幹線の時間までわずか1時間しかなかったのですが、

日本の3大庭園の 後楽園 を回ってきました。庭園に流れる小川にノリ が生えてい

てちょっとがっかりしましたが(このノリを取り除くには、漂白剤とか使わないととれない

だろうから、漂白剤のにおいも興ざめでもあり、生き物もいなくなるし大変だろうな〰)、

観光ボランティアの河合さん(胸にお名前が。)が、コンパクトに園内を案内してくだ

さって、大変満足しました。外国の観光客もちらほらいらっしゃって、さりげなく英語

で声を掛けられてこの辺の観光ボランティアさんは違うな、と思いました。

 家についたのは、夜10時すぎでした。

こうしてブログに書くと、もっとしっかり見てこないでーと思う事です。後楽園はいつか

行っても、津山は遠いから、行く事もないだろうに。出雲に行くメインの街道の出雲街

道などもあり、城下町で歴史の深い所でした。ヒンダローペンの教室のご縁で、津山

にも行ってみてやっぱり良かったと思いました。