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2007年8月31日 (金)

大和桜 ヒカリ が入荷しました。

 先日、入手困難の ”大和桜 ヒカリ” が 入荷しました。

ダンチュウ の9月号 に焼酎特集が載っていましたが、

今回、”ヤマトザクラヒカリ”も取り上げられていました。

 手間のかかる蓋麹仕込みで、一次、二次とも甕壺を使用。

麹米に、コシヒカリとヒノヒカり を使って1年以上熟成して

出荷する限定商品です。

 丁寧な造りを感じるきめ細かい舌ざわり。最初はあっさりとした

印象だが、次第に甕壺仕込みらしい深遠な風味が広がる。静かに

光を放つ燻し銀の魅力。前掛けを模したラベルにも徹幹さんのセンス

が光る。

とコメントがありました。徹幹さんは、大和桜酒造さんの息子さんです。

東京にいらっしゃった時、広告関係のお仕事をなさっておられたとか。

見れば見るほど味わい深いラベルです。これからいろいろな奇想天

外なラベルもでてくるでしょうね。

2007年8月29日 (水)

皆既月食

 NHKの7時のニュースで、今日は皆既月食が見れると言ったので、そ

うだった、と思い、あわてて外に出てみました。なーんだ、月は未だ出て

いないんだーと、思って家に入ろうととしたら、近所のおばさんの、あっけら

ー(あそこに、見えるよ!)と言う声に引き返しました。

 岩戸山に、大きな葡萄色の満月が見えました。源氏物語の頃の人々は

このような現象をどんなに受け止めた事だろうか?と、思いをはせました。

そしてまた、この月を今、沢山の人々が見ているだろうなーと。

あちこちで、観察会があったようですが、枕崎でも企画があったらなーと

思う事でした。数年前、彗星の流星雨が見れた時があったですが、すごかった

ですよ。瀬戸公園の所で見ましたが、冬だったと思いますが、沢山の人が

見に来ていました。

2007年8月26日 (日)

鰹節は味わい尽くしてこそ

 今日、鹿児島の地方紙、南日本新聞の”風向計”と言うコラムに「鰹節は味

わい尽くしてこそ」のタイトルの記事が載っていました。論説委員の久永純也

さんによるものです。

 「全国鰹節品評会で最高賞の農林水産大臣賞に輝いた本枯れ節の足取り

を追ったことがある。南太平洋で漁獲されたカツオが枕崎港に水揚げされ、

カビ付けと日干しを繰り返した末、本枯れ節となって店頭に並ぶまでを確かめ

たかったからだ。

 20年前の話で、今でいえばトレーサビリティ(生産履歴管理)だろうか。極上

の逸品は、東京・日本橋の老舗で1本3000円で売られていた。浜値から換算

すると、ざっと11倍の付加価値だ。

 味の芸術品にふさわしい値段と得心したが、節に傾注された職人魂を思うと

安いくらいに感じた。本枯節に限らない。

 鰹の街・枕崎市の地域活性化策について、農林漁業金融公庫鹿児島支店と

日本政策投資銀行南九州支店が「鰹節のブランド化を核に他産業と連携を図

る」よう提言した。特に最高級の本枯節に着目し、製造基準の明確化や認証制

度とトレーサビリティ制度の確立を訴える。

 「なるほど」と賛同したものの、”削って使う”習慣を復活させるのは、難事と言

わざるを得ない。今では鰹節を削って、きちんとだしを取る家庭はきわめてまれ

だ。料理屋でさえ問屋で削った物を納品させ、間に合わせるところが目立つ。

 主産地・枕崎でも本枯など仕上げ節類の生産が、30年以上前は2千トンあった

のに現在は400トンにすぎない。だしの素や削り節パックを重宝がる風潮には抗

し難いものがあるだけに、こうした二次加工品のシェア拡大に努めるのが先決だ。

 総務省家計調査の都道府県別世帯当たりの鰹節消費支出では、鹿児島は10

位前後に過ぎなかった。枕崎と山川と言う圧倒的シェアを誇る産地を抱えるという

のになんとも歯がゆい。今でもトップの沖縄の消費とは、2倍の差がある。

 日本の食文化の基層を成す鰹節は、南の食糧供給基地に芳醇な味わいを加え

てくれる食材。300年の伝統を持つ産地の強みも生かせるはずだ。しっかり、たっ

ぷり使えば、2,3番だしまで取れ、さじ加減一つで観光などにも活用できる。」

 と、ありました。

 枕崎の市民会館では、「第一回枕崎ミュージックフェステバル」が行われました。

主催は、枕崎ミュジックフェステバル実行委員会 でした。近隣のコーラスグルー

プの方々の友情出演もあり盛大だったそうです。夕方は、南凕館で、ハープの

ミニコンサートもありました。風の芸術展 の開催時の 風のコンサート です。

 毎年恒例の”かつお祭り”(子供の日)の時、鰹節の削り大会があります。子供

たちが競い合います。はじめは、毎年何やっているのだろーと思っていましたが、

そのうち、枕崎ならではの出し物と思って面白がっていましたが、今日の新聞

で、ささやかながら、子供たちに削ってたべる鰹節の存在 教える事になり

とてもいい事に気づきました。私は、だしは、いつも本枯節ですが、削ったものを

使っています。パックは、特別なパックの仕方で、使う時は、冷蔵庫に保管するの

で、便利さとか美味しさとか考えると、私は削り節で十分です。

 今日は、あちこちからふるさと枕崎に大きな応援を贈っていただいた気がしま

した。

2007年8月19日 (日)

33日戻り

 赤ちゃんが帰りました。ぽっかりと大きな穴の空いたような

気持ちです。33日戻りと言って産後33日目に帰る習慣があ

るのに早めに帰っていきました。今夜から家族が増えた娘夫婦

、どうしているかしら・・・と気がかりです。大事に育てて欲しいです。

 今年の夏は、何処も暑いようですね。枕崎も暑いです。

そのうち、涼しくなって秋になって、一年暮らすのもあっと言う間で

すね。そろそろ、焼酎造りも始まっているところもあるでしょう。