焼酎の本場 鹿児島から（黒潮海道）

夕べ夢をみました。母の日だったから、気持ちの奥に沈んだ遠い記憶

が夢になったのだと思います。私のうちのぼろ屋の後ろ、北の方に小屋

があります。家と続いています。今は車庫に使っています。車庫の戸が

開いているのです。夜だというのに明るいのです。人が次々入ってきます

。何所へ行くかと思ったら家の奥に温泉があったのです。あーみんな温泉

に来られたんだーと思っていました。また、裏が気になってこちら側から、覗

いたのです。夜中なのに未だ明るいのです。そしてまた、人が入ってきま

す。その中に亡くなったおばさんがおられました。その時、あっ、夢なんだ、

と思いました。そして、母に会いたい！と思ったのです。大きな声で叫んだ

ような気がしました。おかあさーん。（ほんとは、かあちゃーん）その声に目

が覚めました。

音楽番組で、椎名林檎と長谷川きよしが、佐藤登紀子さんの作詞の「灰色

の瞳」を歌っていました。椎名林檎さんと名前だけは聞いた事がありました

が、音楽音痴の私はあまり興味はなかったので良く知りませんでした。長谷

川きよしさんのギターで林檎さんとハモって歌った「灰色の瞳」を聞いた時、

何故か涙が落ちてきました。愛する人は今どうしているのだろうか、となんと

も哀愁を帯びた歌声でした。この歌も心に残っていたからだと思います。

7月には、二人目の孫も生まれるというのに、いい年したおばあさんなのに、

幾つになっても母親は恋しいものです。