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2007年2月10日 (土)

我々 団塊の世代

NHKで、日本のこれから 「団塊・大量退職へ」と言うテーマで,討論会が
ありました。7時半から9時半の2時間の番組でした。
まさに我々団塊の世代の事で、自由業をしている私には、あまり定年とか
気にならない話ですが、大事な夫が勤め人なので、どうしても現実定年
の日がきます。
 討論会にご参加の方で、団塊の世代が、まるで日本を破壊の方向に作
ってきてような評価をなさっていらっしゃる方もおられましたが、中学校を
卒業と同時に、今は廃線になってしまった南薩線の就職列車で関東関西
へ働きに行った、私達の仲間が日本の発展の担い手であったと私は信じ
ます。地方に職場のなかった時代、都会へ都会へと行かざるをえなかった
現実もあったと思います。
 日本の地方で、団塊の世代の方々の永住を受け入れる施策がなされて
いる所もあるそうですが、枕崎では、特別にそう言う計画は聞かないです。
でも同級生の何人かが定年になったら帰ってくると言ってくださっています。
留守を守った私達にとっては、とっても嬉しいお話です。寂れかかった枕崎が
少しでも賑やかになると思うとほんとに嬉しいです。
 番組の最後に、”戦争を知らずに育った団塊の世代、戦争のない世代を継承
して欲しい”と、聴衆者からのコメントの紹介がありました。それと、参加者の方
から、”自立・死ぬまで頑張ってください。カバーもできないけど、期待もしてい
ない”とありましたが、なんだか、我々団塊の世代は可哀想になりました。小学
校、中学校は、1クラス55人もひしめき合って、高校、大学受験は、かなりの
倍率で、団塊ジュニアは、就職難で、こんな時代でも文句一つも言わないで、
国民年金、厚生年金、共済組合費も納めてきたのに・・・。

 この番組の後の番組で、サラリーマン川柳の紹介がありましたが、
 ”定年後 めし 風呂 御茶は 妻の声 ”には、笑ってしまいました。

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