今日も天文。貼り付け日記です。
10月の夜半前、東の空では明るくなってきた火星が存在感を増しています。
14日の夜には、月が火星に近づいて見えます。マイナス0.8等の赤い火星は、明るい月の光に埋もれることなく輝いて見えるでしょう。これまで火星をあまり意識していなかった人は、この機会に火星の位置を知ることができます。
火星と月は時間が経つにつれて高度を上げていき、薄明が始まる頃には天頂(頭の真上)近くに達します。
また、火星と月の見かけの距離も時間が経つにつれて小さくなっていきます。ずっと見続けていても距離の変化はわかりませんが、何時間か時間をおいて観察すると、火星と月の距離が縮まっていくのがわかるでしょう。月が、他の天体に比べるととても速く動いているのが実感できます。
今後、火星は12月1日の地球との最接近に向けてますます明るさを増し、10月末には、マイナス1.2等に達します。
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