福田忠弘先生のご講演
「第30回国民文化祭・かごしま2015」で、鹿児島県のあちこちでイベントが
行われています。枕崎市でも10月31日、11月1日「かつおと焼酎 食と文化の
祭典」”日本一の鰹節(カツオ)と本格焼酎のまち 味のコラボレーション” をテー
マに講演、実演が行われました。
かねてから鹿児島の地方紙・南日本新聞に「海耕記」ー 原耕が鰹群に翔けた夢
の連載を書いておられる、鹿児島県立短期大学教授 福田忠広先生のご講演が「語り
継ごう!伝えよう!枕崎人の心意気」の演題で行われました。
先生は、栃木県宇都宮の方で鹿児島に来られる前は、外交史が専門でベトナムにおら
れたそうです。鹿児島に来られてから坊津を訪れた時、坊津歴史資料センターの”輝
津館”の前にある”原耕”先生の像の下にて書いてある、プロフィールを読んでビビット
きたそうです。それからは、”原耕”先生の足跡、功績を追い続け、今年はオランダま
でも資料の収集に行かれたそうです。。”原耕”先生は、枕崎の遠洋漁場開拓に多大な
功績を残してくださった人です。
枕崎人は、幾多の困難も乗り越えて、現代の鰹漁業まで育てあげてきた先人達のこ
とを語り繋いで欲しい!枕崎に残る”汐替え節”(船の上で鰹の餌のきびなごが死なな
いように常に塩水を変えないといけない。そのつらい作業をする時歌った唄)も歌い
継いで欲しい。
先生の”原耕”先生に対する熱い思いと、鰹と、枕崎人に熱く寄り添ってくださる気
持が強く伝わりました。
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